香川大学医学部付属病院 精神科神経科 中村 祐 教授による、
オンラインでの勉強会を開催いたしました。
テーマは
「高齢者の不眠症について」
睡眠の基本や、不眠の原因や認知症における睡眠障害の対応などについて
非常にわかりやすくご教示いただきました。
高齢者は基本的に睡眠のリズムが乱れやすく、深い睡眠が少ないため、
ちょっとした物音や尿意で目が覚めやすいので、
施設の環境面においても気を配らなければいけない点や多くの気づきがありました。
また、不眠を引き起こす可能性のある薬剤や物質も多くあることがわかりました。
日中にレクリエーションや軽い運動を取り入れたり、居住環境を調整したり、
些細なことからできる範囲で工夫していくことで
不眠症の対策を継続していくことの重要性を改めて感じました。
最後の質疑応答では、現場で働く職員からの様々な質問に、
丁寧にお答えいただきました。
今回学んだことを活かし、不眠症対策に努めていきます。