【勉強会】足の壊疽かもしれない。さてどうしよう…

先日守里苑にて、香川県済生会病院 循環器内科の斧田尚樹先生に来ていただき、
下肢壊疽についての勉強会を執り行いました。
 
テーマは
「足の壊疽かもしれない。さてどうしよう…」
~下肢壊疽の見つけ方、直し方~
高齢者の方は、ご自身で足のチェックがうまくできなかったり、
視力低下のため、うまく手入れができない可能性があります。
 
重症下肢虚血の見つけ方としては”聞視触”。
重症下肢虚血になる危険が高い方には特に注意し、
痛みや異変があった時には詳しく話を聞き、視て、触って
確認することが大切です。
特に治りの遅いびらん、潰瘍には要注意です。
症状の進行には個人差がありますが、
壊疽する前、または壊疽の範囲が小さいうちに
治療を行うことが何よりも重要です。
 
ABI(脈波)で、比較的簡単で負担の少ない検査を
することができます。
その他、日常のフットケアについても
教えていただけました。
 
私たちも日頃から注意し、
症状の早期発見に努めていきます。